今日は見事な秋晴れだったので、思わずその模様を撮影しました。
工場のすぐ近くには信濃川が流れており、その堤防から撮影したのですが
稲刈りの終わった田んぼ、その向こうには梨畑、そして正面に写る山々が
加茂市の代表的な山である「粟が岳(あわがたけ)」です。
熊本に出張に行っており本日の朝に帰ってきたのですが、熊本の風景を撮影するのを忘れまして替わりに加茂市の風景となりました次第です。
明日からは工場内の風景などを載せていきたいと思っております。
では・・・
浅野タンスは桐箪笥の生産量日本一を誇る新潟県加茂市のメーカーです。桐一筋、古来から受け継がれた匠の技を背景に、お客様に喜ばれる桐製品をお届けします。全国の展示会でお待ちしております。
今日は胴丸の3点セットが出来上がったので載せてみました。
「胴丸」とは、桐たんすの前面の縁の部分を丸く仕上げた事をいいます。天板部分を丸くする「天丸」よりも手間がかかり価格も高くなります。
最近は3点セットで購入されるお客様は少なくなりましたので、久々だったかもしれないですね。住宅事情などの関係もあるのだとは思いますが・・・。
右から和たんす・中開きの和たんす、そして奥が整理たんすとなりますが、
この整理たんすの幅は40CMということでかなり狭いです。
お部屋のスペースが限られる場合、このような箪笥ならば場所を有効的に
利用できますね。
金具もちょっと変わってまして、魚のウロコのような模様になっております。好みは別れるかもしれませんが・・。
ちなみに九州方面のお客様です。
このような「すきま箪笥」はいかがでしょうか。
今日は工場内の作業風景の画像をアップしてみました。
写っている3人が浅野タンスが誇る伝統工芸士です。
奥から「山本隆」「坂井昭兵」「斉藤敬二」・・・なのですが、
わかりにくいので後日改めて一人ずつご紹介したいと思っております。
今日はちょうど天板のほぞ組の部材がありましたので、その画像もアップしてみました。この板はタンスの天板でありまして、ほぞ組の部分に側板を接合いたします。このほぞ組は職人の手作業でなければできません。
機械ほぞの場合は、ハの字にならず真っ直ぐになります。
下の画像は完成品としてのほぞ組部分です。
桐たんすは、さまざまな工程がありなかなかご紹介しきれませんが、
少しずつやっていきたいと思いますので、どうか辛抱強くご覧頂けたらと
思っております。
ではまた・・・
今日は桐丸太が届きましたので画像にてご紹介します。
十日町市の松之山周辺で切り出した原木で、今回は短いものも合わせると
25丁くらいなのであまり数は多くありません。
質的にはまあまあというところだったのですが、中には柾木に使える丸太も
ありましたので一応画像に収めておきました。
柾とは木目の細かい部分のことで主に扉や引き出しの前面に使われ、
材料単価は一番高いですので貴重なものといえます。
まずは検品。どの丸太をどのくらいの厚みの板に挽くかを決めます。
また、柾挽きか板挽きにするかも決めます。ちなみに画像の丸太の
バッテンの印は柾挽きする丸太という意味です。
(なぜバッテンなのかは、また改めてご説明いたします。)
それから皮むきをし製材します。
そして天日で1年から2年干し、ようやく桐たんすの材料として使えるのです。
皮むきや製材する様子などもいずれ画像にてご紹介したいと思います。
ではまた・・・